コーチング グラン・ジュテ心が目を覚ます”愛と意志”の【愛学講座】神鳥貞子(かんどりていこ)です。授業中。
算数の時間。
練習問題をしています。
一人の男の子が
「わからない。」と叫びました。
「どれどれ。」隣の女の子が身を乗り出しています。
近くの子が寄ってきました。
その子たちがすでにできているのか、
まだ途中なのかは
あまり関係ありません。
「わからない。」と言った子に反応しているのです。
担任の先生にうながされたわけではありません。
時には、
担任の先生がどれどれとわからない子のところへ行って、
一緒に考えることもあります。
担任の先生の理想。
”みんながわかるまでを大切にして、丁寧に見守る”
その思いが子どもたちに伝染していきます。
子どもたちと共有しているのです。
価値観を共有。
ですから、わからない!を
素直に、
正直に言えるのです。
それを言っても
見下されたり、バカにされたりという
雰囲気は見受けられません。
子どもたちと先生で、
創っている学級の雰囲気なのです。
「わからない。」と提案して、
周りの子どもたちが動き出す。
「わからない。」が、
どれどれ、やってみように変わっていく。
周りの子たちは、わかるように伝えようとしている。
わからないとわかっているという関係というより、
何かを明らかにしていくワクワク感。
わからない!をみんなが受け止めてくれる安心感。
居場所がある学級。
ああそうかと納得する瞬間を味わうと笑顔に。
そして、
思わず。ありがとう!
気を許し合っています。
○○君は算数は苦手。
でも、
やさしいところがある。
運動が得意。
そんなことも認め合っているのです。
わかった!できた!の達成感。
みんなわかったよねの充実感。
学校では、小さなことを一つひとつ積み上げて、喜びを感じています。
「コーチング グラン・ジュテレター」
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